ポール・マッカートニーの自信作 「ヒア・ゼア・アンド・エブリウェア」をカバーしてみました(YouTube動画あり)

 ボーカルのP.coGaです。 今回はビートルズ・ナンバーでも中期の傑作、「ヒア・ゼア・アンド・エブリウェア」に挑戦しました。


 この曲はポール・マッカートニーが書き、ボーカルももちろんポールですが、ポールは「ジョンの家のプールサイドでジョンが起きるのを待つ間にほとんど一人で書き上げたんだ」と語っています。また、「ビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』に影響された曲」とも言ってますが、分厚い延々と続くコーラスにそれがあらわれています。


 また、ジョンも「ポールの作品だ。ビートルズの中でも好きな曲のひとつだよ。」とインタビューで述べていますが、ポール本人もめったに人を褒めないジョンから直接褒められたらしく、そのことが後々の自信になったのでしょう。ソロになってからの『ヤァ!ブロード・ストリート』で再演したり、ライブでも度々歌ったりしています。


 ジョンの亡くなる直前の「ウーマン」という名曲がありますが、多くの人が「ヒア・ゼア・・」が下地になっているはずと言っています。


 メロディの良さはもちろんのこと、美しく艶のあるポールのファルセット・ボーカル、ジョンとジョージ・ハリスンのギターとバック・コーラスがなんとも甘酸っぱい空間を作りだしています。また、最後で聞かれる指鳴らし(4人全員で担当したらしい)も効果抜群です。

 ギターやアレンジはRyoがいつも通りバッチリ決めてくれたので、あとはメインボーカルのみ!となったのですが、中々、大天才、サー・ポール・マッカートニーのボーカルを再現(はムリですけどね)したい、少しでも近づきたいと何度も録りなおしましたが、結局は数か月前に録音した最初のテイクに落ち着きました。

サラッとこの難しいバラードを歌っているポール、本当に凄いです!中々理想と現実のギャップは埋まりませんね(笑)。 

バック・コーラスは女性ボーカリストのCaolinが再現してくれました。また、今回は映像も癒しを感じさせるものになっています。 ご注目下さい!
 ポールのビートルズ時代の傑作をお楽しみ下さい。

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