ディスカバー・ビートルズの魅力(ラジオ番組)! (その2)

 さて、特に8月9日は夏休み特集ということで、4時間の生放送! 色んな関係者のインタビューが凄かったんですが、一番はミュージック・ライフの元編集長 星加 ルミ子女史(1965年に日本人ジャーナリスト初のビートルズとの単独会見に成功)の話でした。 

その当時、世界のアイドル、ビートルズが超多忙で、マネージャーのブライアン・エプスタインにいくらアポを取ろうとしても手紙で「絶対無理!」との返事。 ようやく電話できても「君のようにビートルズにインタビューさせてくれという電話が山のようにかかってくる。しかし一人にOKしたらみんなにOKしなけりゃいけなくなる。NO!」の返事。 


 しかし星加さんはめげることなく「それなら直接、イギリスに行ってしまおう!」と突撃したので   えぇ~~っ!か弱い女の子が⁉ しかも背の低い⁉  大丈夫か⁉

 しかし、星加さんには作戦がありました。(以下は一回ラジオを聞いただけなので記憶違いの部分があったらお許しを)
 TVを見てたら「映画監督 黒澤 明が○○の映画で(多分、時代劇)賞を取り、世界のクロサワになった」というニュースが放映中で、日本刀がアップになったのを見て閃いたそうです。 エプスタインに日本刀をプレゼントしたら喜んでOKしてくれるかも!と。

 そのお土産を携えて、自分は着物姿で。 それは効果抜群!エプスタインは日本刀プレゼント作戦にまんまとやられたのでした(笑)。


 わずか30分の時間でしたが、まずジョージ・ハリスンは着物に興味深々!「この太いベルトはなんだ?日本の女の子はみんないつもこんな格好をしているのか?」と何だかんだと質問攻め。 

ポール・マッカートニーは彼女が持っていた紙を見つけ、サッと取り上げ「これ何?あ、質問リストね。君の英語だと時間がかかってしょうがないから、僕がみんなに聞いてきてやるよ。」と紳士な対応。 さすがポール!  彼の人間性がよくわかるエピソードで、ほっこりしました。    

このつづきはまた次回。

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