緊張感あふれる名演「While my guiter gently weeps」その(1)

 ボーカルのP.coGa(コガットニー)です。 今回はジョージ・ハリスンの中期の代表作、「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」を歌いました。 この曲はジョージのみならず、全ビートルズ・ナンバーの中でも人気のある渋いギター・ナンバーですが、中々ジョージもクセ者で、かなり微妙な歌い方(というか、表現)をしています。 何というか、哀愁のある声ともいうべきか? とにかく、ジョン、ポールとは違った(もちろんリンゴとも)いい声です。その雰囲気を再現出来たかは、皆様の評価に委ねます(笑)。

 ジョージによると、「両親宅で、どんな本でもいいから最初に目にしたものを歌にしようと決め、”gently weepps”という言葉をみつけて、書き始めた」ということです。 しかし、そんなヒントでよくもまあこれだけの名作を書けるものだと感動します。 ほんとにビートルズはみんなが神がかっていたとしか言いようがありませんね。

 ビートルズの『アンソロジー 3』に収録されたジョージのソロ弾き語りバージョン(68年7月25日収録)は、公式曲とは全く違って本当に物悲しい雰囲気ですが、あのシルク・ドゥ・ソレイユとのコラボ作、『LOVE』ではジョージ・マーチンの最後の仕事として、「サムシング」のようにそのバージョンにオーケストラを加えた壮大な曲に生まれ変わっています。
つづく

↓ こちらは私たちがカバーした”gently weepps”です。

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