“Taxman” The Beatles Cover [YOUTUBE動画]

ビートルズのタックスマンやってみました。ジョージ及びポールファンのみなさんからはおそらくお叱りを受けるだろうという「動き」になってしまっています(笑)。

ただ、音の方は、割と真剣に追ってみました。

この曲のポールのソロはやはりなんというか、スリルが必要ですよね。完コピではありませんが、その雰囲気を大切に、一発録りで行きました(笑)。

ベースも、やっぱ、この曲は弾いた方がいいかなと思って弾いてみました。
これ、YouTubeとかでは、「タッ、タッータ」とフレーズが省略されて演奏されているのが多いんですよね。あれはなんか締まりがないので、一応、原曲に近く「タッ、タターッタ」で弾きました。

動きはともかく、リズムギターも、原曲ぽく弾きました。これも、私には「ウッ、タ(ッ)ータ、ッタッタ」に聞こえますね。その間合いがないと、すごくペラっとしたリズムになってしまうというか。そこも意識はしてみました。

ただ、ポールさん、曲の途中でいろいろ変えてるし、そこはフィーリングで弾いてるんだろうなと。ある意味、固まりきってないところが、この曲のラフさというか、渋いところだなと感じます。

途中で、コードがジミヘンコードになるところや、二本目のギターもある程度再現してみたつもりです。

MixもあえてMonoにしています。あと、コンプやらミキサー周りのイクイップメントは、UADのV76 Ampex-ATR-102, Studer A800なんかを使って、質感も60年代イギリスの音の感じに近くなるようにはしてみました。

しかし、このアルバムから参加のジェフ・エメリックの手法はいろいろ面白いですね。ある意味、双璧であるグリン・ジョンズの音も好きですけどね。

ビートルズの録音って、いわゆる「ファイファイ的な基準」で見たら(聞いたら)、正直、音は悪いんですよね。それは明らかなんですが、工夫と創造性がすごいと思いますし、あの音だったからできたことも多いのかなと思います。

当時の資料とかいろいろ読むと、アメリカとの機材の差はすごいですからね。イギリスいろんな意味で、まだ「戦後」だったというのがよくわかりますね。

というわけで、音の質感もこだわっているんですが、ただ、ビートルズファンは厳しいからなぁ(笑)。お気に召さないところがあっても、大目に見てくださいませ。

それからサムネイルのドルマークですが、もちろん、これはビートルズということでいえば、正しくはありません。ただ、ポンドマークはわかりにくいので、ドルマークにしています(笑)

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2件のコメント

  1. ボーカルのP.coGaです。
    今回はアルバム Revolver1曲目のGeorge作、Taxmanに挑戦しました。 GeorgeはBeatles初期は兄貴たちの陰に隠れてる感じでしたが、このアルバムくらいからどんどん
    名作を書くようになっていきます。 イギリスの超高額の税金を取られていた彼らの憤懣やるかたない気持ちがこの曲に込められていますが、今の我が日本も税金だらけです。
    Georgeの気持ちになって強く歌ったつもりでしたが、もっと皮肉を込めた表現でもよかったかもしれません(笑)。 今後もGeorgeのナンバーを少しずつチャレンジしていきます。

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